いのししのひとりごと

ワタシノトリトメナイハナシ

共感と親近感と安心感

8月末からずっとぐずついた天気が続いていたが
今日は、朝から、久しぶりにすっきりと晴れ渡った。

お日様、待ってましたよ!!
早速、洗濯物をベランダにずらーっと並べて干す。
ふとんからシーツをはがし
枕カバーを剥ぎ取って、喜び勇んで洗濯機を回す。
なんて、爽快なんでしょう。。

午前中の家事が一息つき、歩いて買物に出かけた。
高い空に浮かぶ涼しげな秋の雲を眺めながら
気持ちよく歩く。
家々の脇を通ると、軒先に、ベランダに
洗濯物が、これまた気持ち良さそうにたなびいている。
わが家と、同じだあ。。とうれしくなる。

乾燥機という便利な家電を使えば
洗濯物を干す手間が省け、家事時間が短縮されるだろう。
それでも、その手間を惜しまず
洗濯物を干してある家々を見かけると
そうそう、そうだよねえと私は共感し
どんな人が住んでるだに知らない
そのお宅に勝手に親近感を抱く。

危機管理とか、個人情報の問題とか
閉ざしがちな雰囲気は、こんな田舎にも漂っていて
「隣は何をする人ぞ」みたいに
個人の生き方が見えにくくなってきている。
けれど、干してある洗濯物が
その人の価値観を表しているようで
そこここの家庭に個性的に干してある
洗濯物を眺めながら
人生観の共通点を見つけたような気がして
フシギな安心感が広がる。

あーー、お日様、ありがとう。