いのししのひとりごと

ワタシノトリトメナイハナシ

道は必然か?

困難なことが起きたとき
不安が募り、どうしてこんなことになったんだろうと考える。
どこで道を間違えたのかなあと考える。

あのとき、違う道を選んでいれば。
あのとき、違う決断をしていれば。
あーー、もっとよく考えて行動していればよかったと
過去を悔やんだりする。

あのとき、そのときの過去の一時点の決断は
そのもっと前から、いくつもいくつもの
選択の結果であり、同様に
その決断は、その先にまた訪れる選択の原因となる。
とすれば、一時点の決断はその時点での
最もふさわしい決断だったんだろうか?
今この現在地は必然なんだろうか?

絶え間なく歩み、辿り着いた道の先で
今、多くの人が、立ち止まり、大きな不安を胸に抱える。
また同じ道を辿るのではなかろうかと。

けれど、同じ道を歩むことはないはず。
人は過去から学び、進歩する生き物だから。
最良の決断が、過去を活かし、未来につながるはず。
誰もが、自分の頭で考えることをやめない限り
道はきっと開けると信じている。