いのししのひとりごと

ワタシノトリトメナイハナシ

夜のパフォーマー

昨晩のこと。
夜8時を過ぎた頃、そろそろ眠たくなってきた様子の息子。
彼は、眠くなればなるほど
逆にテンションがあがり、異様な盛り上がりを見せる。
しかし、この盛り上がりがピークを迎えると
その後、異常な不機嫌ぶりを発揮し
周りに当たり散らすので
そうなる前に、眠ってもらうのがいちばんである。

昨日も、そろそろピークだなという頃を見計らって
「明日も学校だし、そろそろ寝よっか!!」という
言葉をかけた。

すると、息子はこう言った。
「じゃあ、寝る前にでんぐり返しでもすっか!!」

リビングの隣の和室に敷かれたふとん目がけ
助走をつけて、ごろんと一回転。
そのまましばし、大の字となって
天井を見上げ笑っていた。
そして、その後、静かに夢の中へと誘われた息子であった。

こんな風に息子の突飛な行動を日々楽しんではいるものの
ときどき、遠い未来が見える。
息子の中にはっきりと見えるのだ。
こどもとおっさんが同居しているのが。。。
だって、ハイテンションの息子は、ほぼ酩酊状態のおっさんである。
30年後、40年後、酔っぱらって帰ってきた息子が
彼の子どもの前で、こうやってでんぐり返しを
している姿を、フツーに思い浮かべられるのである。。