いのししのひとりごと

ワタシノトリトメナイハナシ

生き直す

娘の高校の合格が決まり、ホッとしたのも束の間。
4月からの生活を考えて、頭を抱えてしまった。
それは、朝の時間配分。

今は、中学校まで歩いて5分の距離。
娘は、毎朝6時半ごろ起きだして、ごはんを食べ
7時半に登校するという朝のリズムなので
それにあわせて、朝食、お弁当作りをしている。

それが4月になれば、朝6時20分の電車に乗って登校することになる。
駅までの時間を考えれば、6時すぎには家を出ることになる。
ということは、私の朝の仕事は6時には完結させなければならないことになる。
うわー、いったい私は、何時に起きればいいのだ?
とこういうわけなのだ。

そういう私も、30年前の高校時代には
これから娘が過ごしていくであろう時間を過ごしてきた。
朝6時すぎ、バス停まで猛ダッシュで走った3年間であった。
娘もまた、そんな高校時代を過ごして行くのだなあと
感慨にふけりながら、
当時、朝6時には、必ずお弁当が用意されていたこともまた
しみじみと思い出す。
あのころ、母は、何時に起きていたんだろうか。。

娘の成長を見ていると
その時代の自分と重なり
娘が私をもう一度生き直してくれているように思う。
そして、私は
あの時代の母と重なり
私が母をもう一度生き直していくのかもしれないなあ。