いのししのひとりごと

ワタシノトリトメナイハナシ

世界はつながっている、けれど。。

英語が苦手だった娘が、半年ほど前から受験のためにと
英語教室に通い始めた。
だんだんと英語の理解が深まり
ついには、先日、「留学したい!」
「大学で英語を学びたい!!」と言い出した。

英語って、そんなに楽しいんだなあ。。
中学からトータル8年も英語を学んだはずなのに
英語を全く駆使できない私は
キラキラ輝く娘の表情が羨ましい限りである。

あまりに羨ましすぎて
英語って、どんなものだったろうかと
娘が学校に行っている間に
こっそり娘の英語の教材を引っ張りだした。

中学英語でわかるCDを聞いてみた。
『THE GIANT IN THE JAR」
アラビア民話の「つぼの中の巨人」の物語である。

旅人がつぼから出てきた巨人に襲われそうになるが
機転を利かせて、巨人をもとのつぼに戻すことが
できて、よかった、よかったという話。

そう言えば、息子の絵本にも似たような話があった。
「あおい玉 あかい玉 しろい玉」
日本のどこかの民話で
巨大化したオニババを和尚さんが
機転を利かせて退治をしたお話。

遠い昔、文化も歴史も時代も超越して
生まれる物語に
人間って、世界ってつながってるんだなあと
感慨に耽る。

世界がちゃんとつながってるということは
言語だってどこかつながってるはず!
だから、英語だって、理解できるはず!

今からだって英語習得遅くないかも!?
そう自分を励まし、英語CDをもう一度
聞いてみたけれど
まあねえ、そう簡単にはつながらない。。

でも、いつかきっとつながると
望みを捨てずに聞いてみるとしようか。。
いつかきっと、言語も超越できるはずだあーー。