いのししのひとりごと

ワタシノトリトメナイハナシ

ヒゲとマユゲ

男の人のヒゲが苦手だ。
無精髭だけじゃなくて
きれいに整えられたヒゲも
おしゃれで生やしてるんだろうなって感じのファッション的ヒゲも
とにかくありとあらゆるヒゲが
私好みではない。

まあ、つまりは、いつ何時でも
きれいにヒゲを剃り上げている顔が好みなのだし
そういうタイプが好みなのである。

だから、夫にもこのことはきっちり伝えてある。
「私は、ヒゲが嫌いだ。休日だろうと
二日酔いの朝であろうと、どんなに時間がなかろうと
ヒゲは剃ってほしい。
もし、剃らなかった日は、罰金1000円だ!」

夫は、私の好みに従う、というより
きっと罰金1000円が惜しくて
ヒゲを剃ってくれているのだが
まあ、ヒゲを見ずにすみさえすれば
よいので、動機はいずれにしても
まあ、それでよしなのだ。

と、こんなに神経質にヒゲ嫌いを自認し
夫に強制的にヒゲを剃らせている私だが
先日のこと。
朝、化粧をしようと覗き込んだ
鏡に写った自分の顔を見て
ぎょっとした。

うわっ!
マユゲぼうぼうじゃん!!
慌ててマユゲを整えた。

そして、こんな私の
マユゲを指摘することも
罰金1000円だぞ!!などと
責めもせず
ただただ自分のヒゲを毎日剃る夫に
深ーく感謝したのである。