いのししのひとりごと

ワタシノトリトメナイハナシ

給食

今は、春休み。
だから、娘のお弁当も、休止中。
来月からまた、お弁当を作る。
慌ただしい朝が舞い戻る。

私の住む町は、学校給食は小学校まで。
中学校からは、お弁当持参である。

3年前、娘が中学に入学する直前のころ。
「中学校も給食が始まるらしいよ」との
噂がまことしやかに飛び交った。
「給食があれば、ラクチンだよなあ~」と
密かに期待していたが。。
それから、1年が過ぎ、2年が過ぎて、
そうして、とうとう、この春、娘は卒業。
結局3年間お弁当を作った。

時には、ぶつぶつ言いながら
時には、「パン」の助けを借りながら
3年間、彼女のために作ったお弁当が
母娘の小さなつながりでもあり
また、出来損ないの母親の
小さな誇りとなった。
「給食がなくて、よかったなあ~」と
今、しみじみ思っている。