息子が通う小学校のPTA活動のひとつとして
立哨当番がある。
朝の通学時間帯、黄色の横断旗を持ち
通学路の横断歩道に立つ、あれだ。
校区内の町内会ごとに割当があり
私の住む地区では、年2回ほど当番がくる。
今朝は、その当番日だった。
朝7時半から8時まで道に立ち
子どもたちを横断させ
止まってくれた車の運転手さんに
頭を下げる。
いつもは、「おはよう」「行ってらっしゃい」と
声をかけるのは、我が家の子どもたちだけだが
立哨当番の日には
登校する子どもたち、小学生も中学生も高校生も
みんなに、「おはよう、行ってらっしゃい」と
声をかける。
そうしていると、もう、何だか、ほんと
みんな可愛く思える。
そして、みんな、がんばってるんだなあ
今日がいい日になるといいなあと
心の底から思う。
そして、一刻を争う朝の忙しい時間帯にも
子どもたちの横断をじっと待ってくれる
車を運転している大人の人にも
有り難いなあと思い
「気をつけて、行ってらっしゃい」と
頭を下げながら、心の中で声をかける。
そんな気持ちにさせてくれる
立哨当番が、私は結構好きなのである。