いのししのひとりごと

ワタシノトリトメナイハナシ

リズム

当たり前のことだけど、
人にはそれぞれに固有のリズムがある。

心と体の微妙な動きは
本人にしかわからないもの。
端から見て、それってどうなの?と
疑問符がつくようなことも
本人とっては、それが最も適したリズムである。

と、頭では分かっていても
心は、すんなり受け入れてくれない。
私のリズムと他者のリズムが呼応しないことは多々あって
そのことに、心は、焦ったり、心配したり、イライラしたりする。
私がどうにかせねば、などと
余計な責任感が生じることさえある。

私のリズムに取り込むでもなく
他者のリズムに取り込まれるでもなく
どんなに心がもだえても、そこをぐっとこらえることが
私にとっても、他者にとっても最善である。

このことに気づけたのは
その現象を、毎日目の当たりにしているからだ。
親の言うことなど、その場で受け流し
たとえどんなに彼らのリズムを変えようと奮闘したとて
あっというまに自分のリズムを取り戻し
まわりがヤキモキ、ハラハラしても
最終的にはなんとかなり、収まるところに収まっていく。
そんな娘と息子のおかげである。