4月から始まったテレビドラマが
次々と終わりを迎えている。
今回は週に4本のドラマをチョイスした。
それぞれにどれも面白かったが
あえて順位をつけるとするなら
TBSドラマの「あなたには帰る家がある」が一番だ。
ドラマの出来を左右するのは
原作、脚本、キャスティング。(だと勝手に思っている)
この三拍子が揃い
そこに自分の感覚が呼応すると
ドラマは回を増すごとに
日常の中に浸食していく。
俳優のあの表情が、あのセリフが、忘れられず
過去を反芻し、先を予想し、着地点を想像する。
「コンフィデンスマンJP」や「正義のセ」も面白かったが
「次回が待ち遠しい!!」という
一話完結型のドラマでは味わえない
連続ドラマの醍醐味は、
どの連続ドラマでも
生まれるというわけではないからこそ
ドラマの三拍子と見る者の感覚を合わせた四拍子が
絶妙なリズムで、ドキドキハラハラワクワク感を生み出せば
そのドラマは、心をわしづかみにして離さない。
最終回、うん、よかったな〜。