いのししのひとりごと

ワタシノトリトメナイハナシ

未来はどこにあるか

この年になると、将来とか、未来とか
そんな言葉を口にするのに
ちょっと気が引ける。

さて、50歳を目前のおばさんにも
将来や未来はあるのだろうか。

子どもの頃から20代の頃までは
自分の前に輝かしい未来が待っていると思っていた。

待っていたはずのその未来を歩いてきたはずなのに
歩いているその間、未来の何たるかを考えたことがあっただろうか。

未来=未だ来ず

未来は、未だ来ないのだ。
未来は待ってもいなかったし、やってもこなかった。

やってくると思っていたはずの未来は
それじゃ、どこにあるのだろう。

あっ!!

未来は、子どもだ!!

自分の生は、自分で完結するものではない。
自分の子であろうとなかろうと
未来は、子どもなのだ。

未来が、待っている、やってくるなんて
確かに、若い時にしか、言えなかったはずだ。