いのししのひとりごと

ワタシノトリトメナイハナシ

これぞ、未来への投資!

金融庁の年金2000万円不足の問題が報道されて
改めてイデコの存在が気になった。

名前は知っていたが、どういうものなのか?

ネットで調べて、資料を取り寄せてみた。

ふむふむ、60歳までの積み立て投資というものらしい。
運用益に税金がかからないうえ
掛金も税控除の対象となるらしい。

へえ〜、所得税が優遇されて、お得っていうわけね。

ふむふむ、掛金の額は、自営業やサラリーマン、公務員などで
違ってくるのかあ。額も結構幅広いのねえ。
こんなにたくさん掛けられる人っているのかしら?

と、そこで気がついた。

これって、不公平そのものじゃん!!
逆累進制じゃん!!!

多くの掛金を掛けられる経済的余裕がある人ほど
税金面での優遇が受けられるという仕組み。
ということは、国の税収が
お金持ちのいわゆる節税という形で
減るということなのだ。

なんなのっ、これ!!!

私は専業主婦のため、掛金による税制上のメリットはなんらない。
夫がイデコに加入したとしても、我が家の家計を考えれば
掛金はどうしたって少ない。
運用益とかいうけれど
これから10数年先の景気が今より上向いているとは
私にはどうしても思えない。
とすれば、ヘタに投資をすれば運用損が出てしまうということだ。

運用損を避けようと、イデコの掛金全額を預金とすれば
微々たる税制メリットを受けられるのみだ。

そして、なにより、腹立たしいのは
この制度の恩恵をもっとも確実に受けるのは
イデコを取り扱う企業というわけか。。。

ねえ、これって、この仕組みって
国策としておかしいんじゃないの??????
資料片手に、沸々と怒りが沸き起こる。

なんなんだ、このやり方!!

相容れない考え方に加え
手続きの面倒臭さに
申し込むのやめようかなあ〜〜と思って

またまた、はっと気がついた。

今、納めている税金がまともに使われているだろうか。

たとえ、どんなに一生懸命働いて税金を納めても
辺野古の埋め立てに
アメリカからの戦闘機やイージスアショアの購入に
加計学園獣医学部設置をはじめ
現政権の愚策に次から次へと使われていくのだ。

こんな、税金の使われ方なんてしたくない!!

よし、イデコに申し込もう。
そして、税制優遇してもらおうじゃないの!!

そして、そして、戻ってきた税金は
そっくりそのまま、未来を託せる政党に寄附します。

これぞ、未来への投資である!!