いのししのひとりごと

ワタシノトリトメナイハナシ

物の怪の世界

最近よく思うのは、
この世界は、もう人間の世界ではないんじゃないかってこと。

人、特に要人が悪いことをしたら
謝罪したり、辞職したりするのが当たり前だと思っていたが
どうも違うらしいということばかりが起こっている。

悪いことしても、謝らず、嘘を言い、ごまかし、隠蔽する。
悪いことをした人が、開き直り、相手を嘲笑し、のさばる。

そんな人たちがこの国の中枢でうごめいている。
どんなに叩き潰そうとしても生き返る。
そう、まるで、ゾンビ。

だけど、そんな人を見ていると
その人自身の問題というよりも
その人に何かが憑依しているように見える。

憑依しているその何かは
この国の人々の負の意識。
その負の意識が、ああいう人たちを作り出したのだと思う。

人々の負の意識をえさにして
あの人たちは大きくなったように見える。
そう、まるで、物の怪。

私は、今、水木しげるの世界を生きている気分だ。