いのししのひとりごと

ワタシノトリトメナイハナシ

お疲れさまのごはん

この3連休の最終日、すっかり気力を失った。
何にかというと、ご飯を作る気力。
昨日は、夫に八つ当たり。
私だって休みが欲しい!

コロナウィルスのこともあり、ここのところ休日は
外出を控えている。
家族3人家の中でごろごろ。
ごろごろしていても、お腹は空く。

みんな何もしないのに、ご飯を作る当番は
主婦の私。
休日のご飯作りはなぜこれほど
自分を苛立たせるのか。

平日だったら、それほどおっくうに思わない。
どころか、仕事や学校で頑張った家族にごはんを食べてもらう
喜びだって感じる時もある。
ご飯作るのって幸せだなと思う。
なのに、休日だと、途端に理不尽な気持ちに襲われる。

何でこんなにイライラするのか。
おそらく、ごはんを作るとき、食べてくれる人への
【お疲れさま】という気持ちがないと
気力が保てないのかもしれない。
目の前でゴロゴロしてる相手に対して
たいしてお腹もすいてないだろうに
ごはんを食べるという習慣をこなすために
ごはんを作る虚しさが
何で作るの、いつも、私?
という気持ちになるのだろう。

狭量だと言われようが、主婦の仕事だろうと言われようが構わない。
とにかく私は遊んでる人のためにごはんを作りたくないのだ。
たとえ家族であろうと。
思うに、料理という行為が好きな人は別として
料理をするという役割だけを与えられた人は
料理をする気力は相手への【お疲れさま】という
自らわき上がる気持ちが支えなのである。

土曜日はお疲れさまの気持ちがが続く。
日曜日は、翌日から仕事や学校が始まるから
また明日からお疲れさまですという気持ちで何とか保てる。
ところが、これが月曜日まで休みとなると、もう自分の気持ちをごまかせない。
何で、私には休みがないのだ!となってしまう。

給食のおばさん、食堂のおばさんが生き生きと見えるのは
目の前にお疲れさまと言える相手がいて
自然とお疲れさまの気持ちがあふれ出すのだろうと思う。

365日ごはんを作る人の気持ち、、やった人しかわからないよ。

次の3連休は、私も休みをもらおうっと。
主婦だってたまには、お疲れさまのご飯が欲しいのだ!!
(それがお弁当だっていいのだよ)