いのししのひとりごと

ワタシノトリトメナイハナシ

その気があれば

先日、娘の通うスイミングスクールで、シンクロ教室があった

シンクロ初心者のために、簡単な演技を通して、シンクロを好きになってもらおう
というような教室

めったにない機会だし、参加させてみようかと。
テレビの取材(もちろん地方局ですが)があるらしいと聞きつけ、
娘も乗り気になった。

娘には、シンクロ体験させたいなあと言いながら、
私は、スポーツとは縁がなくなって、ずいぶん久しい
高校時代から、運動というものは、私から遠い存在になってしまった。
スポーツへの興味を失った私は、スポーツ観戦なども全くしない
新聞のスポーツ欄など、ここ10数年、目を通したことがない。
テレビのスポーツニュースも、右から左にという感じだ。
当然、スポーツ選手の名前も、ほとんど知らず、
私が知っているプロ野球選手の名前など、ほとんど「元」がつく人である

こんな私が、娘のシンクロ教室をちらっとのぞいてみた。
退屈しのぎに、という感じだったのだけれど。。

こ、これが、楽しい
音楽が流れて、水の中でダンスするかのようなシンクロ。
テレビで見てても、ちっとも、惹かれなかったのに。
この、楽しい、踊るようなきもちはなーーに??

まして、このシンクロ。
女性の美しさを際立たせるような姿勢。
私は、媚びない、女性らしい物腰というものにずっーーと
憧れを抱いている。かなりのないものねだり
そんな訓練を全くつまずに、もう40目前。
娘には、こんな、美しい女性らしいたおやかな動きを身につけてほしいなあと
いつも思っている。

だ、か、ら、このシンクロ。
もう、私の美意識を、そして忘れていたスポーツへの興味を
一気に吹き出させてくれた

娘がやる気なら、私はしっかり応援しようと心に決めた。
そうして、娘を見てみると。。。

あげた手は、肘がまがり、ポージングでも思いっきり猫背。
やる気なさそうに、水の中に入り、
腕が痛いと、必死にさすっている

それでも、もしかしたら、やってみたいと思っているかもしれないわ
一縷の望みをつなぎ、うちに帰って、娘に聞いてみる。
「どう??シンクロやってみる。」
「うーーん、きついし、やっぱり私、競泳の方がいい

あっ、そう 残念だワア。。

そうだ、男子シンクロってある??
そうしたら、今度は、息子に託してみようかしら