いのししのひとりごと

ワタシノトリトメナイハナシ

白いバカボンのパパ

花粉症の息子の鼻づまりがひどい。
本人は、かなりつらいらしい。
鼻が通るためなら、もう何でもする!と
口呼吸しながら息巻いた。

熱いタオルを鼻にあてる。
鼻孔を広げるテープを貼る。
鼻をつまんだり、脇に拳を差し入れたり
鼻が通るならば、もうどうにでもしてくれと
言わんばかりの勢いである。

そういえば、、と私はあることを思い出した。
鼻づまりには、鼻の穴にタマネギを入れたらいいと。。
なにかで聞いたか、見たかしたような気が。。
しかし、いくらなんでも
これを息子がするとは言わないだろうなあと
思いつつ、息子に提案してみた。

即答だった「やる!!」

早速、タマネギをスライスして
彼の鼻の穴に差し込んだ。
差し込んだはずのタマネギは
鼻の穴からのびてきたようで
まるで白い鼻毛。
わー、白いバカボンのパパだ〜!!

鏡に映った自分の姿に
息子は大笑い。
笑いの勢いで、鼻息が荒くなり
ほんの一瞬、鼻づまりを忘れた。
肝心のタマネギは、効果があったかどうか
うーん、よくわからない。