いのししのひとりごと

ワタシノトリトメナイハナシ

日本一の嫌われ者

今年100歳になる祖母は、よくこんなことを言っていた。
「人には好かれなくてもいい。でも、嫌われないように」

その教え(?)のとおり
私は、あまり人に好かれていないかもしれない。
人に好かれていないというか
一部の人に好意を示され、一部の人には好かれず
その他大勢の人にはどうでもいい存在なのだと思う。
そのとき、そのとき、嫌われることは多分にあったとは思うが
ずっと、ずっと、恨まれ、憎まれ、嫌われるということは
なかったと思う。

そして、これは、私に限ったことではなく
たくさんの人がこんな感じではないかと思うのだ。

人として恥ずかしいこと、人が嫌がること
人を不快にさせることはしないように。
祖母が口を酸っぱくして言っていたのは
つまりはこういうことなのだろうと思う。

けれど、時に、嫌われる人がいる。
それもものすごく嫌われる人がいる。
一部の人に好意を示され、一部の人には好かれず
その他大勢の人に嫌われるという構図のなかで生きる人がいる。
自分の知らない人から多くの憎悪を
一心に受ける人生。
今、日本で一番嫌われている人。

お友達をはびこらせた人事を行い
平気で嘘をつき
誰からも罰せられず
この国を思うがままに動かす権利を得たとしても
トランプにおびえ、プーチンに怯え
その怯えをごまかすように
ムンジェインとキムジョンウンを蔑み
そうして虚勢を張りながら、祖父と母親におびえる人生。

あーー、私、何にもないけど
平凡な人間でよかったなあ。。