いのししのひとりごと

ワタシノトリトメナイハナシ

首長の器

2月27日、安倍首相の突然の全国一斉休校要請は
日本社会に多大な悪影響をもたらしている。

しかし、あくまで要請であったのだ(それも非常に非情に身勝手な)
専門家会議でも一斉休校の話題も出ていないという。
子どもたちや保護者はもちろんだが
学校を休校することによるさまざまな社会的影響を考えれば
自治体は普通、簡単に休校になどできないとなるのではないか。
ましてや、あ、の、安倍首相が言ってるのだよ。

一連のコロナウィルス対策により、自治体の首長の器がはっきりと表れている。
おかげで市民は、首長の力量を見分けることができるチャンスをもらった。
首長が、どこを見て、政治をしているのか。
政治力があるのか、調整力があるのか、人間としてどうなのか。
今回、政府に厳しいもの言う首長は、確実に株をあげている。
対して、黙って政府に従っている首長は、次の選挙は危ないかもしれないよ。

住民のことを考えた自治体は、今回の休校要請を蹴った。
かっこいい、うらやましい。
それらの自治体の首長の視線の先には、永田町でなく、地元住民がいた。
当たり前のことだけど、やっぱり、すばらしい、うらやましい。

2月28日、息子は学校からプリントをもらってきた。
3月3日より休校が速攻決定した。(決断、はやっ!!)
うちの自治体は、安倍首相の言いなりだったというわけだ。
(まあ、分かってはいたことだけど)

市だけでなく私の住む県は利権まみれ。
首長は県選出国会議員の言いなりで
各市町村長もそれに右へならえ状態。
子どものことなど、これっぽっちも考えていない。
子どもより利権が大事な首長と議員で運営される地方行政(サイテー!!)

休校要請を蹴った自治体の首長がすばらしいのは
そこに住む市民に人たちがすばらしいから。
首長を選ぶ眼力を持った市民はすばらしい👏