いのししのひとりごと

ワタシノトリトメナイハナシ

「かかる」と「かける」


ついつい、子どもに言ってしまうこと。

「それは、時間がかかるから

「それは、お金がかかるから

先日、娘のお友達から手紙が届いた
その子は、この春ちょっと遠くに引越をしたばかり。
ご近所で、同じ学年、同じクラス。
とても仲良しだった

彼女が引越をして、娘はとても寂しかった様子で
すぐに手紙を書いていた。
その手紙の返事が届いたという訳。

その手紙の中には、そのお友達のお母さんから、
「夏休みにお泊りにきてね」とのこと。
娘は、大喜びで、「行く、行く」と大はしゃぎ

お喜びのところ、申し訳ないが。。。
ちょっと、待ったーーー
「お友達のところに行くには、
飛行機に乗らなきゃいけないから、お金がかかるし、
向こうのおかあさんとお話しなきゃいけないから時間がかかるのよお。
ちょっと待って

そう、娘を制止してから、ふと考えた。
これって、手間がかかるなあ
と私が面倒くさがってるだけなのでは????

そんな気持ちでいるところ、図書館でこの本に出会った
「母の作法」
この面倒くさがりの母に喝を!!

この本の中に。。。
子どもには、お金がかかる。
それをお金をかけると考えてみては。。。と。

うわー、なるほど
「お金がかかる」「時間がかかる」って言ってる母は、
イライラ、ケチケチの感じの悪ーーーい母ってイメージだけど、
「お金をかける」「時間をかける」って言ってる母は、
穏やかで、優しい、品のよい母って感じだ

「かかる」と「かける」でこんなにも違うものなのねえ。

それから、つとに、「時間がかかる」「お金がかかる」と
思ってしまうときには、
「違う、違う、かける、かける」と自分に言い聞かせている

娘の夏休みのお泊りも、
「時間をかけて」「お金をかけて」「手間をかけて」
計画することにしよう

そして、図書館で借りたこの「母の作法」
「お金をかけて」手元において置くことにします