いのししのひとりごと

ワタシノトリトメナイハナシ

無垢なおみやげ

先月末、友人の結婚式で東京へ行った主人

たくさんのおみやげとともに、無事帰ってきた

主人は、旅行や出張に行くと、たくさんのお土産とともに帰ってくる
お土産を選ぶ最中にも、家計簿の数字が頭をよぎる私とは大違い
うらやましい限りの、男らしい買いっぷりである

今回も、例外ではなかった。お土産は、たくさん、たくさん
どーーれ、なにかな、なにかな

チーズケーキに、あげまんじゅう、虎屋のようかん、チョコクロワッサン。。。
それに加え、娘、息子、私には、それぞれのお土産。
あーー、至福の時である

うーーん、どれもおいしい
確かに、おいしい。
たぶん、、おいしい。
いや、おいしい、、、、はず。

めずらしい、評判の、東京の、新しい羽田空港でのお土産ですもの

けれど、私が一番おいしかったもの。
それは、ベーグルパン
主人が空港の搭乗ロビーの売店で買ったベーグルパン。
機内で食べようと買ったベーグルパン。
食べそびれて持ち帰った、ブルーベリーのベーグルパン。
レジ袋に無造作に入ったベーグルパン。

なぜか、これが、とてもおいしかった。
いろんな思いを一身に背負い、きれいに色付けされたもの、、ではなく、
売店の片隅で、簡単に手に取られた、何の気負いもない、、、もの。

舌は、先入観に踊らされないもののようだ
けれど、付加価値というものにも、いたずらに惑わされてしまうものみたい