いのししのひとりごと

ワタシノトリトメナイハナシ

結婚記念日

9月23日は、14回目の結婚記念日だった。
結婚式の日を思い出すと、未だに気恥ずかしい。。
懐かしく思い出せるようになる日は来るのかなあ。

結婚式でのケーキカットという
いわゆる初めての夫婦共同作業。
あれから年々、共同作業の数は増えるばかり。
そして二人一組の作業は、確実に腕を上げている。

まずは毎日の掃除。
夫がモップをかけ、私はその上からからぶきの雑巾がけ。

次は食事。
料理の準備が整う頃には
夫が現れ、テーブルのセッティング。

さらに断捨離。
私はせっせとゴミを出す。
夫が清掃センターへせっせと運ぶ。
捨てっぷりのいい私が出したゴミを
もったいないとこそっと取り出す夫であるが
まあ、それもよしとしよう。

子どもを叱るときには
必ずどちらかがフォロー役。
憎まれ役はひとりだけ。


些細なことで、夫婦けんかをしたときには
「ひとりだって大丈夫なんだから!!!」
と意地をはってみたくなる。

新しいワインを飲もうとして
コルク栓ひとつあけられなかった。

うわっ、本当にひとりになった時
何にもできなかったらどうすんのよ、と
不安になった。
でもすぐ、開き直る。
だって、ひとりでできないから
結婚したのかもね。
頼れるものは頼っちゃえばいいのよ。
何とかなるもんよ、きっと。

途中から人生を共にした
赤の他人だったのに
たぶんもう、夫の存在自体を
疑うことを忘れている。

時々は、言わなきゃね。
「ありがとう」