いのししのひとりごと

ワタシノトリトメナイハナシ

TOKYO4 ~スカイツリー~

今回の東京旅行の目的は、ふたつ。
ひとつ目は、息子を飛行機に乗せること。
ふたつ目は、東京スカイツリーから東京の夜景を見ること。

スカイツリーからのぞんだ夜景は、それはそれは、美しかった。
雨上がりの空の下に、東京の街が浮かび上がる。
あーーいつまでも、ここにいたい。。
この時間が続いてほしい。。
なんて、幸せなのかしら。。
私はしばし酔いしれ、展望デッキから夜景を眺めた。

そう、おばさんの私でさえこうなのだ。
若い男女ならなおさらのことであろう。
まあ、幸せそうに寄り添いじっと夜景を見つめる
カップルがそこかしこに。。

もし、昼間にそんな姿を見たら
目のやり場にこまるじゃないのお~である。
でも、今ここは、地上350メートル。
ちりばめられた光に囲まれた非日常的空間である。
寄り添うカップルの姿は
美しい夜景の中にすっかり融け込んでいる。

若いって、いいわねえ。お幸せに。。
と、素直に思えたのは
このスカイツリーだからこそなのだ。
日常にうずまいているエゴや欲望、嫉妬や羨望や嫌悪感。
そんなものを一瞬でも忘れさせてくれる場所。

雑踏の中から見上げる東京。
スカイツリーから見下ろす東京。
東京の魅力は、どこまでも続いているように思えた。