いのししのひとりごと

ワタシノトリトメナイハナシ

巾着袋

この春、息子は一年生になる。
2月頃から、少しずつ入学用品を買いそろえてきた。
あれも買っておかなきゃ、これも買っておかなきゃと、
あとから、あとから思いつき
ここにきてようやく、一通り揃った感だ。

これで、入学式よ、どんとこい!!と言いたいところだが
あとひとつ、準備しなければならないモノがある。
それは、巾着袋。

体操服入れ、シューズ入れ、マスク入れ、歯磨きセット入れ。
この4種類を各サイズ用意しておかなければならないのだ。
手作りでも、買ったものでもどちらでもいいのだ。
要は、それぞれに役目を果たせばいいのだから。

ここで、何となく、手作りした方がいいかなあと
思ってしまうのだよね。。
母の愛情を表したいわ、なーんて思うのよねえ。。
母としての見栄が自分の心でちらちらと見え隠れ。

でもねえ、私は、裁縫が苦手なんだよねえ。
巾着袋なんて、これまで生きてきて
3回くらいしか作ったことないんだよねえ。
娘の時は、母にお願いして作ってもらったんだよねえ。
でも、今は、引っ越して、母は近くにいないんだよねえ。
買ったっていいんだよねえ、学校の先生もそう言ってたし。

でもなあ、でもなあ。。。
作ってあげた方が、いいよねえ、きっと。
でも、へたくその巾着袋を持たせるのもかわいそうかなあ。。などと
見栄と実に振り回されているうちに
うわー、もう、3月も終わりじゃないの!?
こんな、のんびりしている暇はないわ!!
まずい、まずすぎる。

よし、決めた!!手作りしよう!!
私は、今日、あわててネットを検索し
巾着袋の作りかたを調べた。
息子よ、袋の細部は気にせず、使っておくれ。
愛情と見栄だけは、たっぷり詰め込むから。。








あー、でも、分かっている。
あれが、まだなのだ