いのししのひとりごと

ワタシノトリトメナイハナシ

AI化する日本人

以前も書いたが、AIにとってかわってほしいと
私が強く思っているのが、医者である。
どうしてかというと、医者の言葉に傷つきたくないからである。
病気の診断、薬の処方だけなら
人間よりAIの方が断然正確なはずだし
AIが余計な言葉で患者を傷つけることはない。

はやく、AI医師をかかりつけ医にしたいというのが
私の目下の願いである。

そう考えていて、ふと思ったことがあった。

よくAIに仕事を奪われるというけれど
果たしてそうなのだろうかということ。

AIに奪われるのではなく
人間そのものがAI化しているからなのではないか。
だから、今人間がしている仕事をAIが代わりにしても
何の不都合も不利益も生じないからではないのか。

人間のAI化とは、、
例えば、医者は患者を診る仕事だが
患者を診る医者に心があるとは思えない。
医者は患者の心を診ずに病気だけを診ている。

スーパーのレジや、ファーストフードの接客も
マニュアル化された言葉を繰り返すだけだから
これもAIがやっても何も問題ないわけである。

薬剤師も、処方箋を見て薬を調合し
患者の顔色一つ見ることなく
お薬手帳を見るだけなら
もちろんAIで事足りる。

何かを伝えたいという思いさえ伝わらず
定型的な文句や写真、映像で商売しようとする
マスコミもAIにとってかわられる代物だろう。

同じ言葉を繰り返すといえば
そうそう、政治家に官僚だ。
彼らこそ今、AI化を最優先すべき
人種なのではないだろうか。