いのししのひとりごと

ワタシノトリトメナイハナシ

フェンス越しの景色

おとといのこと。

あまりにいい天気だったので

歩いて買い物に行くことにした。

 

普段は、車で通りすぎる道も

歩いて通ると

いつもの景色が

いつもとは、違って見えたりする。

そして、違って見えた景色が

必ずしも、素敵に見えるというわけではない。

 

さて、おとといは、いつもは歩かない道を歩いてみた。

通り沿いには高校のグラウンドがある。

ちょうど、体育の授業をやってたようで

同じ色、同じ格好の体操服を着た生徒たちが

行進したり、隊列変形みたいなことをやっている。

俗にいう、集団行動とかいうもの。

 

その光景を横目で見ながら

ああいうの、やってたなあ(やらされてたなあ)。。と

ン十年前の高校生の頃の自分を思い出し

そして、ああいうのが、いやでいやでたまらなかった

自分のことも思い出した。

 

ワタシの学生時代なんて

もう遠い遠い昔のことだ。

あれから社会もずいぶんと変わり

個性尊重とか多様性とか

言われる時代になったはずなのに

これって、言葉だけなのか?

 

今でも学校は

足並みそろえ、おいっちに、おいっちに。。

の世界なんだなあ、、と思った。

 

今まで気にとめることのなかった

学校のグラウンドを囲む高いフェンスが

監獄感を醸し出しているように見えてきた。