いのししのひとりごと

ワタシノトリトメナイハナシ

ことばの効用

長女の骨折が、思わぬ生活の変化をもたらした。
学校への送迎が
夫と私の仕事に加わったことで
これまでの生活のリズムをところどころ
修正しなくてはならなくなった。

パターン化された日常を
それも一日のなかでも慌ただしい
朝と夕方の時間帯の修正に
夫も私もまだまだリズムを掴めず
イライラしている。
バタバタしている私たち夫婦の傍らには
張本人である娘が
どっしり構え、朝からipod片手に音楽に夢中だ。。
おー、なんと肝がすわっていることよ!
と、嫌みのひとつでも言いたくなるわあーー。

とにもかくにも、彼女を学校へ送迎する目的を
達成するため、時間と格闘しながら
ピリピリしている自分に気づく。

あー、この状態ってどういうんだっけ?
てんてこ舞い?!
いや、てんてこ舞いってちょっとどこかしら
楽しくて愉快な感じがする。。
今の私は、もっとイヤな感じの態度だ。。
イライラ、ピリピリ、バタバタ。。

あっ!わかった!
「きりきり舞い」だあー!!

そう、まさしく、今、私は「きりきり舞い」なのである。
自分の状態をばっちりことばで表現できたら
イライラ、ピリピリ感が
ストンと抜け落ちたかのよう。
そして、自分を冷静に見つめて、おかしくなる。
ことばで言い表せるって、すごいなあと思う。
一瞬にして、自分を俯瞰できるんだもの。

生活リズムの修正に、自分の心が追いつくのは少しずつだ。
それならば、きりきり舞いの私を、もう少し楽しむとしますか!!