夫との会話は、普段は、だいたいこんな話題だ。
まずは、子どものこと。
それから、夫の仕事のこと。
あとは、互いの実家のこととか
ご近所さんのこととか
私の趣味の話とか。
ところが、今月に入り、夫婦の会話は一変した。
会話の5割以上が「森友問題」となった。
子どものことはそっちのけで
ああだ、こうだとふたりで話は尽きない。
こんな新しいことが分かった、
誰かがこんなことをつぶやいているとか
今日のテレビでは特集があるとか
新聞にこんなことが書いてあったとか
ネットでこんなこと言ってるとか
私はこう思う、オレはこう思う。。
夫婦の間で凄まじい勢いで
意見交換がなされている。
だけど、これって、きっと、私たち夫婦だけの変化ではないはず。
日本中のあちこちで
夫婦同士、友達同士、親子で、会社で、学校で
いろんな場所でいろんな関係の中で
この話題で持ちきりのはず。
3月2日、朝日新聞の一報で
日本の会話の風景はがらりと変わった。
たぶん、今すごい転換点にいる。
そう信じたい。