いのししのひとりごと

ワタシノトリトメナイハナシ

日本語

私の母語は日本語。
私は、日本語しか話せない。
私は、日本語でものを考える。
私にとって、日本語は大事。
私の頭の中は、日本語でできていて
日々、常に、日本語で運用されているので
日本語がなくなったらお手上げである。
日本語がなくなったら、私は私の連続性を失う。
だから、日本語は、とても大事。
だから、どんなことがあっても日本語を守らなければならないと思う。

こんなこと、これまで思ったこともなかった。
思う必要もないことだと思っていた。
日本語の危機など考えたこともなかった。
安倍晋三という人が総理大臣になるまでは。

国権の最高機関たる国会で
このような日本語での議論が展開されることなど
誰が想像し得ただろうか。

安倍政権の閣僚、与党議員、官僚たちの使う日本語は耳を疑うものばかり。
変な日本語を平然と使い、平気で嘘を上塗りする人たちを見ていると
この人たちは日本語という母国語を破壊したいんだなと思う。

母国語を破壊するということは、
国民から母国語を奪うということ。

国民から母国語を奪うということは
国民から考える力を奪い、ものを言わせないこと。

そんな人たちが今、この国の舵取りをしている。
あまりに恐ろしい。