いのししのひとりごと

ワタシノトリトメナイハナシ

姉のシミ

久しぶりに会った姉の顔からシミが消えていた。

 

左ほほにあった1円玉くらいの大きさの茶色いシミ。

 

そのシミがずっと気になっていた姉は

先日、皮膚科に行って、シミを取ってもらったという。

数回通って、5万円ほどかかったらしい。

 

シミが一つ消えただけで、姉の顔は

以前より白くなったように見えた。

 

あーー、いいなあ、、

シミ取り。。

5万円かあ。。

 

鏡で自分の顔を覗き込んだ。

ところどころにシミがぽつぽつ。

1円玉大の大きさのシミはないけど

その2分の1、3分の1、4分の1、、、10分の1ほどの

シミがそこらに点在している。

 

うーー、これ、全部取ったら、いくらかかるんだろう。。

さらに、ジーっと顔を覗き込んでいたら

目じりのしわやほうれい線も気になりだした。

うーー、これには、いくらかかるんだろう。。

 

あれも、これも、、

どれも、これも、、

と欲をかき始めた自分に、ぶんぶんと頭を振る。

 

そうして、鏡の中の自分と折り合いをつけ

とりあえずは、これ以上シミが増えませんようにと神頼みしながら

プチプラ化粧水を顔にペタペタと塗って

気を紛らわせてのでありました。