いのししのひとりごと

ワタシノトリトメナイハナシ

眠れない夜

昨晩、夜中1時に目が覚めた。

それから、朝まで

寝たんだか、寝てないんだか

中途半端な夜を過ごし

気づいたら朝の5時半。

 

たぶん、もう、寝れないだろうと思って

そのまま起きた。

 

不眠とは縁遠い人生を歩んできたのに

ここのところ、こんな夜が時々ある。

あー、やっぱり、歳だからかなああ。。

などと考えていたら

頭の中に、突然、この歌が浮かんできた。

 

昨夜眠れずに~♬(by浜田省吾

 

すっかり忘れていたこの歌を、なんで思い出したんだろう。。

若い人など、この歌知らないだろうなあと

懐かしの名曲を朝からご機嫌に口ずさんで、思った。

あーー、やっぱり、ワタシ、歳とったなあ。。

 

 

 

オトナのみなさま

息子の通う中学校が

今年度「コミュニティスクール」とかいうものに指定された。

 

指定されたというと、特別に選ばれた感があるが

そこは、やはり、根回しジャパンである。

 

なんのことはない。

校長先生が、うちの学校で

コミュニティスクールやりたい、やりたいと手を挙げて

ま、それなら、どうぞ的に

教育委員会からゴーサインが出たのが実際のところ。

 

さて、学校から

「コミュニティスクールに指定されました」と

えっへん的なプリントを息子が持ち帰った時

はて、コミュニティスクールとは何ぞや、、と

調べてみた。

 

文部科学省のホームページに、このように説明があった。

 

『コミュニティ・スクールは、学校と保護者や地域の皆さんがともに知恵を出し合い、学校運営に意見を反映させることで、一緒に協働しながら子供たちの豊かな成長を支え「地域とともにある学校づくり」を進める法律(地教行法第47条の5)に基づいた仕組みです。』

 

うーん、分かったような、分からんような。

いったい何をするんだろうか?

 

それからというもの、このコミュニティスクール関連のお知らせがたびたびある。

けど、それらは、ほぼ、地域行事や奉仕活動に参加しよう的なモノ。

なーんだ、コミュニティスクールなんて、カタカナ言葉を使うほど

目新しいものでもないじゃないの、、と思いながら

学校からのお知らせに目を通していた。

 

その時!!

いやいや、びっくりするほど目新しいモノを見つけてしまった。

そこで、見つけたものとは、コミュニティスクールの活動の趣旨の中に

埋め込まれていた奇妙な言葉。

「大人の皆様」

 

〇地域貢献活動を通して、子ども達が「大人の皆様」の役に立ち、、

〇これらの活動を通して、「大人の皆様」に喜んでいただく、、、

 

こんな文章が当たり前のようにつづられている。

 

子どもは、オトナのみなさまのために存在するのか?

子どもは、オトナのみなさまを喜ばせなきゃならないのか?

 

途端に違和感を覚え、気持ち悪いものを感じた。

コミュニティスクールの構想が

「大人の皆様」という奇妙な言葉で語られたとき

戦争、勤労動員、学徒動員、学徒出陣を想像させたからだと思う。

 

この時、瞬間的に思った。

ワタシは、オトナのみなさまには、なりたくない。

コドモのみなさまのオトナでありたい。

 

 

 

 

プリプリ怒ってる理由

勉強嫌いの長男も、とうとう中3の受験生となった。

夏前から、近隣の高校では

ぽつぽつとオープンスクールが始まっている。

 

勉強いやだ、、

勉強嫌いだ、、

勉強して何になる、、

 

さんざん息まく息子に

「そんなに、勉強いやなら、就職すれば?」と言うと

もちろん、そんな覚悟はなく

すぐさまシュンとなる。

 

まあ、とりあえず、高校のオープンスクールに行ってこいや!!

というわけで

隣町にある私立高校のオープンスクールに勝手に申し込み

当日、さあさ、行ってらっしゃいと、送り出した。

 

さて、その日の夕方、一通り見学を終えた息子が

無事帰ってきた。

そして、息子は、プリプリ怒っている。

 

今回、息子が行ったその高校のオープンスクールは

数年前に長女も行っていて、その時は、ワタシもついて行った。

だから、どういうものか、だいたい分かっている。

 

受験してもらおう、入学してもらおうと

高校側は必死のアピール。

オープンスクールに参加した子どもたちや保護者は

完全なるお客様扱い。

飲み物や文房具等のお土産つきで、至れり尽くせりの見学会。

 

しかし、息子は、まさしく、その扱いが気に入らないと

プリプリ怒っているのである。

 

「あいつら、俺たちをモノで釣ろうとしている」

 

実は、ワタシ。。

オープンスクールに乗り気でなかった息子に

シャーペンもらえるよ、ノートもらえるよ、、

ジュースもらえるよ、とさんざん言って、彼を送り出した。

あーー、恥ずかしい。

 

オトナが垂らした釣り糸を

思春期男子は思いっきり引きちぎり、ものの見事に、逃げていきましたとさ。

 

 

過ぎたるは 及ばざるがごとし 股関節

1年ほど前から、ヨガにはまっている。

といいつつ、ワタシの場合は、ぼっちヨガ。

ヨガ教室に通う勇気もお金もないので

毎朝、お気に入りのヨガのyoutubeを見ながら

ヨガをしている。

 

ヨガを始める前は、足も腕も首も背中も

体中の何もかもが

ガッチガチのゴッチゴチであったが

股関節を広げ、胸を広げ

腕を上げ、首をひねり、背中を伸ばし、、と

毎日少しずつやっていると

こんな体でも、少しずつ柔らかくなってくる。

 

その中でも、自分の体に一番の変化があったのは、股関節。

ヨガを始めるまでは

胡坐をかいても、太ももが床につくことはなく

両足を立膝してるんじゃないの?というのが

ワタシのあぐらスタイルであり

あぐらなんて、みんなこんなものだろうと思っていた。

 

しかし、youtubeでヨガチャンネルを見て、ぼう然。

ヨガインストラクターのあぐらスタイルと

ワタシのあぐらスタイルは

まったくもって、同じ人間ではなかった。

 

それから、股関節のストレッチに夢中になり

少しずつ、自分の股関節も柔らかくなり

ワタシの得意とした立膝タイプのあぐらスタイルは

いまや絶滅寸前のところまできている。

 

それでも、今も、体が硬いか柔らかいかと問われれば

胸を張って言える。

 

断然、硬い。

 

だけど、ヨガをしている時だけは

いっぱしにも自分が柔らかい部類の人間に思えて

気分が高揚してくる。

そして、ここ最近、ちょっとばかり気分がよくなりすぎてたのだ。

 

ある日、目覚めると、左の股関節と左太ももの裏側に激震が走った。

いっ、痛い。。

 

数日前、調子に乗って、ちょっと無理したストレッチ。

そこで、すでに違和感を感じていたのに

大丈夫、大丈夫との素人考えで

股関節を広げるヨガをその後も続けていた。

そのつけが、アラフィフの体にいとも簡単に襲い掛かった

 

なので、さすがに、朝ヨガを休止し

今は、夜寝る前、寝たままでできる軽い夜ヨガをしている。

夜ヨガは、快眠に持っていくための

ゆったりとしたものが多く

それはそれで、とても気持ちいいのだが

今のワタシは

股関節を思いっきり伸ばしたいのに

悔しいかな、伸ばせない、、という葛藤の中でヨガをしているので

入眠前のリラックス効果どころか

すっかり悶々とする夜となってしまっている。

 

 

 

矛盾の夏

学校の夏は、暑い。

 

人生で最も新陳代謝の激しい子ども時代に

あの暑苦しい制服というものを着なきゃいけない。

 

特に男子は、小学生までは、夏は、半ズボンで過ごせたのに

中学生になった途端、一年中長ズボンの刑に処せられる。

 

朝から、暑そうにしている息子の制服姿を見ては

こりゃあ、地獄だな、、と思う。

 

今や、学校にはエアコンが設置されてるし

クラスの生徒定員も減ってる。

制服の素材だって、きっとよくなってるはず。

 

それでも、中高生の男子の夏場の長ズボンを見ていると

これは、我慢大会か?

それとも、制服という名の

大人から子どもへのいやがらせか?

 

いや、もしかして

こたつでアイス的な贅沢か?

と、皮肉な考えまで浮かぶ始末。

 

大学生になったら、ハーフパンツでいいけど

中高生は長ズボン。

大人になったら、クールビスがあるけど

中高生は長ズボン。

 

長ズボンをはかせ、エアコンをつけた教室で

気候変動問題やSDGSを学ぶ。。

日本の夏、矛盾の夏。

 

 

うめの沐浴

先日、いただいた梅。

 

kareiko.hateblo.jp

 

さっそく、梅仕事にとりかかった。

今年は、全部、梅干しにすることにした。

 

苦手なことに関しては

手間と時間を惜しむことを得意としているので

ワタシの梅干しは、ジップロップ頼みの

梅干し風、梅漬けである。

 

さて、まずは、梅を洗って、しばらく水につける。

 

ボウルの中で気持ちよさそうにしている梅を見ると

赤ちゃんの沐浴みたいだなと思った。

 

しばらくおいた後は

梅を一つずつ、やさしく水分をふきとる。

 

ああ、これも、まるで

おふろあがりの赤ちゃんをバスタオルにくるんで

体をやさしくふいてあげるのによく似ているなあ。

 

このあと、赤ちゃんなら

きれいな肌着を着て、きもちのよいお布団のうえへ、、という

神対応が待っているのだが

うめの場合は、この後、塩対応が待っている。

 

ジップロックに入れられ、大量の塩をどさっと振りかけられる。

 

そうして、どうぞ、おいしくなりますようにと

勝手に願いをかけられては、しばし眠らされることとなる。

 

とにもかくにも、梅仕事が一つ終わり

季節の流れを感じるアラフィフなのでありました。

 

 

 

待てば梅仕事の日和あり

今年も、梅の時期となり

梅仕事をしなきゃなあと思いつつ

スーパーの梅の値段とにらめっこしているうちに

気づけば、もう、梅の時期も終わりに近づいている。

 

仕方がない、ここらで手を打とうと考えていたら

なんと、先週、夫の職場の同僚から梅をいただいた。

その人のお宅には、梅の木が何本もあって

たくさん梅がなっているとのこと。

 

ありがたい、ありがたい。

 

果報は寝て待て

棚からぼたもち

残りものには福がある

 

頭の中に、ラッキーことわざが浮かぶ。

 

待てば海路の日和あり(?)、、ということで

明日から梅仕事の旅へと船をこぎだすこととしよう。