いのししのひとりごと

ワタシノトリトメナイハナシ

プリプリ怒ってる理由

勉強嫌いの長男も、とうとう中3の受験生となった。

夏前から、近隣の高校では

ぽつぽつとオープンスクールが始まっている。

 

勉強いやだ、、

勉強嫌いだ、、

勉強して何になる、、

 

さんざん息まく息子に

「そんなに、勉強いやなら、就職すれば?」と言うと

もちろん、そんな覚悟はなく

すぐさまシュンとなる。

 

まあ、とりあえず、高校のオープンスクールに行ってこいや!!

というわけで

隣町にある私立高校のオープンスクールに勝手に申し込み

当日、さあさ、行ってらっしゃいと、送り出した。

 

さて、その日の夕方、一通り見学を終えた息子が

無事帰ってきた。

そして、息子は、プリプリ怒っている。

 

今回、息子が行ったその高校のオープンスクールは

数年前に長女も行っていて、その時は、ワタシもついて行った。

だから、どういうものか、だいたい分かっている。

 

受験してもらおう、入学してもらおうと

高校側は必死のアピール。

オープンスクールに参加した子どもたちや保護者は

完全なるお客様扱い。

飲み物や文房具等のお土産つきで、至れり尽くせりの見学会。

 

しかし、息子は、まさしく、その扱いが気に入らないと

プリプリ怒っているのである。

 

「あいつら、俺たちをモノで釣ろうとしている」

 

実は、ワタシ。。

オープンスクールに乗り気でなかった息子に

シャーペンもらえるよ、ノートもらえるよ、、

ジュースもらえるよ、とさんざん言って、彼を送り出した。

あーー、恥ずかしい。

 

オトナが垂らした釣り糸を

思春期男子は思いっきり引きちぎり、ものの見事に、逃げていきましたとさ。