いのししのひとりごと

ワタシノトリトメナイハナシ

お盆ファンタジー

明日から、主人の実家行きである

お正月同様、お盆も主人の実家で過ごすのが
結婚して以来の年中行事だ。

主人の実家は、仏壇あり、お墓ありのお家。
かなりの田舎なので、ご先祖様を敬う行事をとても
大切にしている。

対して私の実家は、父が末っ子なので、お墓もなく、
ご先祖様が帰ってくるご仏壇もないので
お盆の行事とは、ほぼ無縁だった

結婚して、このお盆の行事が、お正月の何倍も
意を尽くし、手をかけている主人の実家に
びっくりというよりも唖然とさせられた

うっ、うわー、、すごいところに嫁いでしまった
おまけに長男

義母◯子さんは、元気なので、今年もひとりで取り仕切って
ご先祖様を迎える準備をしている。
そう遠くない将来、それを私がしないといけなくなる、、らしい
いやはや、義母◯子さんには、元気でいてもらわなくては困ります

このお盆の行事、普通の人は目に見えない御霊に
提灯を飾って、おごちそうを作っておもてなしをし、
お土産を持たせて、お見送りをする。
まあ、なんてファンタジーの世界なんでしょ

行事の煩わしさにばかり目が行き、
「仕事が休みのお盆くらいゆっくりさせてよ」などと
ずーっと思ってきたが、
実は、お盆はファンタジーの世界を楽しむ3日間なのかもしれない

ご先祖様とおままごとを楽しもうではありませんか

けれど、ここには、ファンタジーの世界からのご先祖様だけではなく
人間世界のちょっといけ好かない親戚も集まってくる
あーあー、難儀だわあーー