いのししのひとりごと

ワタシノトリトメナイハナシ

自分なりの。。。

いよいよ、明日から中1の娘の期末テストである。
前回の中間テストの反省を踏まえ、、、
ることもなく、スイミングの練習がないという
満足感にひたり、放課後を満喫しているようにしか
見えない彼女。

ところで、私は娘を「塾」というところに通わせる予定は
今のところない。通信教育や家庭教師などという手段も
使う予定はない。
とにかく、本人が自分なりの学習方法を身につけてもらう。
それが、私の緩い教育方針だ。

こどもは、小さい頃から大人の価値判断に縛られる。
生まれてすぐから、身近な両親、祖父母、世間の常識と言われるもの
に囲まれ、この世での生活を始める。
幼稚園や保育園では、社会生活を送る基準となる
こどもにとっての絶対的存在である「先生」の指示どおりに
行動することが社会的に存在するための価値基準となっていく。
その後も小学校、中学校、高校、それに付随する習い事、塾。
それらはすべて、大人が作り出した今、この時点で最も効率的
合理的とされる教育であるにすぎないと思う。
もしかして、もっとすばらしい、こどもにとってよりよい
成長の環境があるかもしれないのに。
哀しいかな、大人は過去の経験と人間関係と経済活動に縛られている。

こどもの成長の可能性は、他ならぬこども自身が知っているのではないか。
それは、形にならず、言葉にならず、こども自身考えてもいないことかも知れないが
しかし、それを知るのは、その時を生きるこども自身なのだろうと
最近考えるようになった。
だから、あえて塾には通わせないし、その予定もない。
最も自由であり得る「学問」のスタートである「勉強」を通して
既成の枠にとらわれない自分の果てしなく広がる可能性を実感してほしいと
大げさなようだが、本気でそう考えている。
果報は寝て待て。
かわいい子には旅をさせろ。
そう、自分に言い聞かせ、
娘の態度や成績にやきもきするのをぐっと堪える毎日だ。

「いいこと思いついた!!」
期末テスト1週間前、テスト勉強のやり方を思いついた様子の娘。
自分で各教科の予想問題を作ってみるそうだ。
おーー、それもなかなかよいアイデアじゃないの。。
感心して見ていたところ
昨晩、予想問題テストの解答用紙をせっせと時間をかけて作っていた。
はあーーーーーーー。テストはもう目の前だぞ!!
かわいい子の果てしない旅はまだまだ続きそうである。