いのししのひとりごと

ワタシノトリトメナイハナシ

恐るべし、のり弁

家族で出かけた週末に
夕食は、家で食べるつもりでいたのに
帰る時間がすっかり遅くなり
帰ってこれから、夕食作るのも
何だかなあ。。という時がある。

帰路のレストランなどで
適当に食事を済ませるという手もあるが
中途半端な外食は
なんだかとてつもなく損をした気分になる。
そんなとき、私は決まって
帰りの車中で、家族に向かって、こう投げかける。
「ねえ、今日のご飯、お弁当でいい?」

チェーン店のあったかいお弁当屋さんは
主婦の強い味方である。
車の中から、注文を入れておけば
お店に着いたときには、すっかり出来上がっているし
家に、ごはんの残りがあれば
おかずのみ注文できるし
帰り着いて、ちょちょっと
スープやお味噌汁をつくれば
育ち盛りの子どもがいながら
夕食を作らなかったわ。。。という
罪悪感からも解放される。
本当にありがたい。

ところで、私が注文するお弁当は
いつも、いちばん安い「のり弁当」である。
安いというのは、いちばんの魅力だけれど
味の冒険が苦手な私は
定番メニューにこだわるのだ。
この、のり弁当。
白いごはんに、昆布とおかかと海苔をのせてある。
おかずは白身魚に、金平ごぼう
ちくわの天ぷらに黄色いお漬け物という
わりと少量である。
なのに、これを食べた翌日
体重計にのると、必ず1㌔近く
体重が増えている。

私は、ひそかに、のり弁当の白米は
特殊な高カロリー米ではないかと思っている。
それでも、のり弁当を注文する私である。