いのししのひとりごと

ワタシノトリトメナイハナシ

ラジオショッピングがおもしろい

昨日に引き続き、ラジオの話を。

ラジオショッピングを聞くのが好きだ。
テレビショッピングより
ラジオショッピングが断然おもしろい。
なぜなら、商品を、言葉だけでいかに説明し
売上げにつなげるかというシナリオが
ラジオだと、よく見えて、とってもおもしろいのだ。
(おっ、これも耳で聞くラジオなのに、見えるのだ!)

午後1時、FM局で流れるジャパネットのラジオショッピングをよく聞く。
先日、その放送を聞いていて、ふと思い出したことがあった。
ジャパネットの高田社長が言っていたことを。
「商品の紹介は、その商品のある生活をいかに提案するかがポイント」とかなんとか、
たぶんそんな主旨のことだったと思う。
そうして、私は、いつも、ジャパネットの提案するライフスタイルを
想像し、家電に興味もないのに、欲しくなったりしている。
(まだ、買ったことはないけれど。。)
「おー、これがあれば、こんな生活が待っているのか。いいなあ。」
まさしく、ジャパネットの術中にはまってしまいそうになっている。

高田社長の言うとおり、モノを買うということは
そのモノと共に暮らすということである。
そのモノがどんなくらしをもたらしてくれるんだろうとか
これから一緒に楽しくやっていけるかなあとか想像して
そのモノを買うかどうか決めている。
モノ自体の価値だけではなく、モノと自分との関係性だ。
だから、どんなに便利で快適なものであろうと
そこから想像できる生活が
望んでいるライフスタイルでなければ
いらないや!ということになる。

先日、ラジオショッピングで「電動歯ブラシ」の紹介をしていた。
最近、歯と歯の間の隙間が気になり
磨き残しや、口臭がすごく気になっている。
電動歯ブラシは、今の私にとって
結構気になる商品である。

ちなみにこの放送は、ジャパネットではなかったけれど
商品紹介の手法はよく似ていて
やはり、電動歯ブラシを手にしたライフスタイルの紹介手法。
どれどれ、お手並み拝見とばかりに
私はラジオに聞き入る。
そして、電動歯ブラシのある生活を私は、こんなふうに受けとった。。

「今の私たちの生活は、とっても忙しい。。
仕事にプライベートに充実していて、飲み会や食事会と
夜遅く帰ってくることが多い。
そんなとき、帰ってきてすぐ寝てしまいたいのに
時間をかけて歯磨きをする時間が、めんどくさい、もったいない。
そんなとき、電動歯ブラシがあれば、短い時間で
きれいに歯を磨き上げてくれる。
どんな忙しくても、この電動歯ブラシさえあれば、大丈夫!!」

私は、思った。
「うわー、そんな生活イヤだあーー。」
「歯磨きの時間を惜しむような生活、イヤだあーー。」
「歯磨きの問題ではなく、それは、もとの生活に問題ありだろーー。」
だから、私は、今も揺るぎなく
時間をかけて手動でごしごし歯を磨く生活を続けている。

これだから、ラジオショッピング、おもしろい。