いのししのひとりごと

ワタシノトリトメナイハナシ

後ろを振り返らない強さ

先日、小3の長男は
近所の塾でオープン模試を受けた。
というより、受けさせた。
これで、2回目である。

塾のオープン模試を受けさせてみようと
思ったのには、理由が二つある。

一つ目は、何事にも初めてのことには
とてもとても抵抗感が強い息子に
模試というものを経験させておきたかったこと。

二つ目は、息子の学習の定着度を知りたかったから。
彼が通う小学校は、いわゆるマンモス校
指導が行き届いているとは
お世辞にも言いがたい。
学校の勉強がどれだけ分かっているのか
親として不安があったからだ。

さて、初模試は、5月に受けた。
国語と算数。
期待はしていなかったけど
平均くらいはいくかなと
小さな望みはあった。

しかし、その結果は、、
えっ、え〜〜〜
その教室で受けた3年生の中で
算数は、ビリだった。
平均くらいは。。なんて小さな望みは
大きく打ち破られ
偏差値30だなんて。。。
絶句・・・

帰ってきたテスト結果を見て、一瞬ショックを受けたものの
あまりの潔い結果に、なんだかもう逆に
ポジティブ感が生まれてしまった。
底にぶち当たってしまったら
後は上しかないんだもの。。
これって、すごい強味になるんじゃないだろうか!!

学生時代の私は、そこそこの成績だったが
それが自信につながるどころか
これがいつまで続くだろう
いつ落ちてしまうんだろうと
不安で不安でいっぱいだった。
その精神状態は、多分によくない。
私は30代半ばまで、同じ夢を繰り返し見た。
学生時代、テストで失敗する夢を。

だから、なんだかもう、息子がうらやましくて仕方がなくなった。
後ろを振り返る必要がないんだから。。
その強味を手に入れた息子が
最強に思えてきた。

いつか、その力が花開くことを
私はじっと待つのみである。