いのししのひとりごと

ワタシノトリトメナイハナシ

長ぐつの賞味期限

この冬、最強の寒波がやってきた。
私の住む地域はあまり雪が降ることはないのだが
今朝起きると、外は雪化粧だった。

私は、ちょっとだけうれしくなった。
それというのも、今日の積雪のためにと
小学3年の息子に新しい長ぐつを買っておいたからだ。

今朝、真新しい水色の長ぐつに息子の名前を書きながら
「ほら、新しい長ぐつだよ〜」と彼に言っても
ちっとも喜ばない。
どころか、「くつでいいよ〜」という。

ちょっと、ちょっと
せっかくこの日のために買ってきたのに〜
私は悔しくて、意地でも彼に長ぐつをはかせたくなった。

雪が降ってるから、、
滑ると危ないから、、
新しい長靴、いいよね〜〜、などと
無理矢理、彼をねじ伏せた。

ピカピカの長ぐつにしぶしぶ足を通し
学校へと向かう息子の背中を見送った。

小さい頃は、あれほど長ぐつが好きだったのに。。
好きすぎて、晴れの日だって長ぐつはいて
保育園に行ったりしてたのになあ〜〜。

息子も、はや小学3年生。
長ぐつをはきたくない気持ちもなんとなく分かる。

そういえば、子どもの靴コーナーに置かれていた
長ぐつの一番大きいサイズは、22センチだった。
そして、私は、その22センチを息子に買った。

息子の反応と、こども長ぐつのサイズ。
これが、長ぐつの賞味期限かもしれない。