いのししのひとりごと

ワタシノトリトメナイハナシ

敬意の相手

私たちは、たぶん、もっともっと
若い人たちに敬意を払わなければならないと思う。

経験があるから
ものを知っているからと
年長者なんだから当然だと
若い人より優位に立つ意識はもう
かなぐり捨てるべきだ。

この世のすべてのものは
進化しているはずだ。
人間だって、ずっとずっと昔から
進化してきて今に至る。

だから、年長者より年若い人の方が
人として進化した状態で生まれてきたはずなのだ。

誰も知らない未来の社会を
若い人たちは、生きていく。
そこに年長者の経験すべてが役に立つとは
とうてい思えない。

これからの年長者は
すざまじいスピードで変わる社会に
向かっていく若い人たちの勇気を
讃え、敬うことがもっともっと必要だと思う。

決して、年長者のために若い人が
使い捨てられるようなことがあってはならない。
先にこの世を去る人が
若い人たちの未来を奪ってはならない。

敬意を示す相手は
若い人、小さき人。
そんな社会になることを
昨日、記者会見を見ながら
切に切に願いました。