いのししのひとりごと

ワタシノトリトメナイハナシ

追いやられる子どもたち

学校が休校になった途端
息子が通っている体操教室や英語塾もまた休業となってしまった。

唯一、営業を続けてくれているスイミングスクールで
息子はストレスを発散できている。
小学生の子どもたちが家で一日おとなしく過ごせるわけがない。
家にずっと閉じこもってたら
息子も私もストレスがたまり、免疫力もがた落ちするに決まっている。
子どもたちには、適度に体を動かす場所や
適度に子ども同士で集まって遊べる場所が必要である。
それなのに、この休校によって
子どもたちは社会から追いやられ、家に追いやられてしまっている感がある。

先日、コロナウィルス対策の政府の専門家会議は
記者会見において、若い人が無症状のまま感染を拡大させていると発表した。
そのエビデンスは一体どこにあるのだろう。
高齢者や中高年が多く感染しているし
若い人たちの集団感染しているという報告は全くない。

若者にPCR検査もせず、彼らが陽性かどうかも確かめもせずして
感染拡大は若者のせいにした。
信じられない。

何の根拠もなく学校を休校にし
そのあおりで、塾通いもスポーツ活動も奪い
子どもたちを家の中に閉じ込めようとする一方で
最も感染リスクの高い高齢者たちは
今日も狭いスポーツジムの空間にわんさかとたまり
カラオケに行き、パチンコに行く。

感染拡大を誰が招いているのか、もう明らかなんじゃないかしら?

この国でずっと何かしら幻想を見ていたのかもしれない。
国民のことを守るために国があるのだと。
コロナのおかげで、ようやく現実を直視できた。
自分の命や健康をこの国に預けては大変なことになる。
自分の身は、自分で守るしかない。