いのししのひとりごと

ワタシノトリトメナイハナシ

大ベストセラーを読む

 

子どもの頃から本を読むのが好きだった

これまで、手当たり次第、気の向くままに本を手に取ってきた。
それは、自分の好きな作家の本だったり
時には、仕事や家事や育児の本であったり
その時のベストセラーの小説だったりした。

最近、ある本を読んでいて、あれっと思った。
本の内容が頭にすっと入ってこない。
文章をさらさらと読むことができない。
えっ、どういう意味?
えっ、どういうこと?
つっかかりながら読み進めるので、時間がかかる。

なぜこんなに理解できないんだろう、、と考えて
私はこの本を理解するための前提知識がないのだと分かった。
そして、私はあの大事な本を未だ読んでいないことに気がついた。
その本とは、世界の大ベストセラー「聖書」である。

今のこの人間世界を良くも悪くも牛耳っているのは
まぎれもなくキリスト教圏の人々である。
聖書に根ざした彼らの思考を知ることなくして
彼らの書いた文章を理解できようかっ。

というわけで、聖書を読もうと決めたわけだが
その時思い浮かんだのは、ホテルに置いてあるあの分厚い聖書本。

うーーん。あれは、ちょっと、、
敬虔な(?)仏教徒である私には、荷が重い。。
改宗するわけでもないし、ライトな感じで聖書が読みたいんだよなあ。

私は、図書館のこども室に向かった。
そこで、青い鳥文庫の『聖書物語』を見つけた。
これが、本当に分かりやすくて面白い。
聖書初心者にとっては、とても取っ付きやすい。
聖書のエッセンスをしっかり吸収できそうである。

50歳を目前に、総ルビ付きの本を読む自分。。
本との出会いは、面白いなあとつくづく思うのである。
だから、読書はやめられない。。