いのししのひとりごと

ワタシノトリトメナイハナシ

バランス

私には、今、卵巣がひとつしかありません。
20数年前、良性の腫瘍ができて、左側の卵巣を摘出したからです。
普段は、すっかり、そのことも忘れているのですが
今朝、なぜか、ふと、そのことを思い出しました。

今日は、人間の「バランス」について書いてみたいと思います。

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20代の時、左の卵巣の摘出手術を受けた。
二つあるはずの卵巣が、私には一つしかない。

30代の時、人間ドッグで右の腎臓が生まれつきないことが分かった。
二つあるはずの腎臓が、私には一つしかない。

でも、普通に生きている。。

時々思う。
人間の体は、どうして対になっているのだろう。
どうして、ある器官は、ふたつあるのだろう。。
目、耳、手、足
肺、腎臓、卵巣、精巣、、

仮に二つのうちの一つがなかったとしても
生命を維持することはできる。

じゃあ、二つのうちの一つは、スペアなのかと考えてみたが、
鼻や口、心臓、肝臓、胃や腸は一つしかないのだから
スペアとは考えにくい。

ということは、それらは二つで一つと考えるのが自然だろう。
対をなし、バランスをとる、、それが二つあることの意味なのかなと思う。

もし、病気になったとき
二つあるもののうちの一つを
取らなければならなくなったとき

二つあるんだから、一つなくなっても大丈夫。。

そんな簡単な言葉で、片付けたくないよなと思うのである。