風とぺえに癒されている。
「藤井風」と「ぺえ」
風くんの歌を聴きながら
来し方行く末を思って、前を向き
彼女の言葉を聞きながら
今を思い、自分を見つめる。
20代の彼らに、アラフィフの心が洗われる。
これはいったいなんのなせる業なのだろう。
彼らが、自分の持てるものを
余すところなく繰り出す。
出し惜しみすることなく
かといって、過剰に押し付けることなく
存在のいたって自然なままに
彼らの心が世界に放たれる。
あきらかにこれは、昭和生まれの人間とは違うなにか。
生きること、暮らすこと、自分であることの何かが
本質的に変化している。
その変化とは、お金があれば幸せという拝金主義
自分さえよければよいという間違った個人主義から脱却だろうかと思う。
若い彼らの言葉が、心が、拝金主義と間違った個人主義の時代を生きてきたアラフィフおばさんの心を癒すのは、至極当然である。