いのししのひとりごと

ワタシノトリトメナイハナシ

「父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教え」ジェイエル・コリンズ

 

バブル崩壊後、この国の政治は、大企業と結託し

総力を挙げて、労働者の雇用環境を悪化させてきた。

賃金は抑えられ

長時間労働サービス残業が常態化した日本社会。

 

非正規の雇用形態の増加は

正社員のパイの取り合いにつながる。

しかし、その戦いに勝ったとて

それで、一生安泰という時代は、とうに終わってしまった。

 

働くとはなにか

お金とはなにか

自由とはなにか

生きるとはなにか

 

この国の学校は、子ども達に夢や希望ばかり語らせる。

そうすることで、子どもたちに、日本社会の実態から目を背けさせようと

必死になっているように見えてしまう。

学校がやっていることは

国や大企業の片棒を担いでいるようなことではと思ってしまう。

 

大人が子どもに

特に今の日本の子どもたちに伝えておくべきことが

この本には書かれている。

内容を実践するか否かは、別にしても

社会システムに飲み込まれてしまわないための

心得としては、とても役に立つと思う。