いのししのひとりごと

ワタシノトリトメナイハナシ

コードの気持ちになって

電気製品のコードが、うまくまとめられない。

 

テレビやトースターなどの家電のコード

スマホのケーブル、情報機器周りのアダプターのコードなどなど。

 

家中に、まとめなければいけないコードが

あまりに多すぎる(泣)

 

自分なりに、まとめて巻いてるつもりだし

まとまればそれでいいんじゃな~い??という

精神でずっと生きてきたが

そんなワタシの行動に腹を立てる輩がひとりいる。

 

それは、わが夫。

 

几帳面な夫は、電気工事士の資格を持っており

電気愛が強いのだ。

 

普段は、夫から、怒られるようなことはほとんどないのだが

ワタシが、コードを適当に扱っていると

「コードの気持ちになって」と

松岡修造ばりのうっとおしさで詰め寄ってくる。

 

ワタシの手から、コードを横取りし

よれよれになったコードを

愛おしそうにきれいに伸ばして

そうして、器用にくるくるっとまとめてくれる。

 

確かに、ワタシがまとめたコードより

夫がまとめたコードのほうが

コードも居心地よさそうだ。

 

そうなんだなあ

コードは、コードの気持ちになって扱ったら

いいんだなあ、、と思う。

 

そう思うようになってから

コードをまとめるのが、うまくいく時が増えた。

それを見て、夫が

「おお、やっと、コードの気持ちがわかるようになった?」と

しつこく言ってくる。

 

そんなとき、ワタシは、心の中で

ちょっと、うざい、、と思っている。

 

夫は、コードの気持ちは分かるが

ワタシの気持ちは、分からないらしい。