いのししのひとりごと

ワタシノトリトメナイハナシ

チキンカツに荒れ狂う

息子が小学校に入学して1週間が過ぎた。
まだまだ慣れない生活と緊張感で
毎日、相当に疲れているはずである。
そう、疲れているはずなのに
学校から帰るとすぐに
「行ってきまーす!!」と飛び出して行く。
そして、夕方6時まで、近所のお友達と
めいっぱい外で遊ぶ。

だから、遊びから帰ってきた時
彼の疲労度はすざまじい。
おまけにお腹はすいている。
このうえなく、機嫌が悪い。

おとといの夕食はチキンカツだった。
帰ってきた息子が、おかずがチキンカツだと気づいた途端
「チキンカツは、いやだーー、コロッケがよかったーー」
と床に寝そべり、暴れる、暴れる、荒れ狂う。
壁に足をぶつけ、擦りむいて血を流す。。。
そんなに機嫌を損ねるほど
無理して遊ばなくてもとのど元まで出かけた言葉をごくりと飲み込む母である。

しかし、食卓につけば、あれほどいやがっていたチキンカツを
ぺろりと平らげる。
そして、お腹いっぱいになった彼は
すっかり機嫌を取り戻す。

おいおい、キミはきっと、コロッケを作っていたとしても
きっと荒れ狂っていただろうよお。。
「コロッケは、いやだーー、チキンカツがよかったーー」って。
つまり、空腹時のキミは、どのおかずを前にしても
きっと荒れ狂うのだなあ。。