昨年、急に思い立って、登録販売者の試験を受けることにした。
特段、必要に迫られたというわけでもないのだけれど
薬のことを調べているうちに
それならば、一つ試験でも受けてみようかなという気になったからだ。
本当に久しぶりの本格的な試験に向けての勉強。
最後に試験を受けたのは、いったいいつだろうと思い出さなければならないくらい久しぶり。
多分、20年近く前のFP3級のテストだったはずだ。
以来、ずっと、試験勉強というものをしてこなかった頭は
モノの見事にさび付いていた。
新しい知識がなかなか定着しない。
覚えられないというのは
もちろん、年齢のせいもあるだろうけど
それよりも、日常モードから試験モードへの頭の切替は
ずいぶんと手間取るものなのではと思った。
勉強を始めてしばらくの間は、なかなか思うように進まず
過去問をしてもさんざんな結果で
もうやめてしまおうかと何度も思ったが
1か月もするうちに、頭が試験モードに切り替わったことを
実感するようになった。
インプットとアウトプットの快感。
脳がこれを感じ始めれば、試験モードへの切替完了である。
先月、試験を受け
先日、無事、合格した。
今のところ、脳は試験モードを維持している模様。
何もしなければ、あっという間に日常モードに切り替わってしまんだろうな思うと
なんだかもったいない気がしてきて
また、何か新しい試験に取り組もうかなと思っているところ。