いのししのひとりごと

ワタシノトリトメナイハナシ

往年のジャンパー

昨晩、夫と息子が家の中でジャンプしている。

ジャンプをして天井に手が届くかと

ふたりして、せっせとジャンプする。

 

運動神経はいいが、身長が低い夫。

身長は高いが、運動神経が鈍い息子。

 

飛んだり跳ねたりして

勝利したのは、息子であった。

 

さて、そんな二人の様子をみて

ワタシも久々にジャンプしてみたくなった。

なんたって、ワタシは、往年のバレーボール選手。

(㊟田舎の中学の地区予選2位が最高成績)

ン十年前、どれほど、ジャンプをしてきたことか。。

 

どれどれ、本物のジャンパーの腕前を見せてあげようじゃないかと

アタック(今はスパイクというのかな?)練習を思い出し

助走をつけ、腰を下ろし

腕を後ろから前に振って

大きく、ジャーンプ。。。

 

したはずだったが

光の速さで、地面に落下した体。

そこには、往年のバレーボール選手の姿はどこにもなく

あったのは、ただただ

息子に苦笑される

筋力をなくしたアラフィフの姿であった。

 

息子の苦笑は、ばか笑いへと変わり

ワタシのジャンプをもう一度見たいと

やんややんやのアンコール。

 

くっ、くやしーー。

年甲斐もなく、負けず嫌いのワタシは

もちろん、ジャンプを封印して、床に就いた。

 

そして、今朝。

我が家の洗面所の鏡の前で

ひとりこっそりジャンプをするアラフィフの姿があった。