いのししのひとりごと

ワタシノトリトメナイハナシ

正解はオレだ

「〇〇くんは、いっつも、ぜーんぶ、〇なんですよ~」

 

〇〇くんとは、うちの長男。

「ぜーんぶ〇」とは、テストの答えが、全部正解。

この発言は、彼が通う英語塾の先生が苦笑いしながら。。

 

塾では、単語や熟語、フレーズの小テストが毎回ある。

テストが終わると、単語帳を見ながら、自分で答え合わせをするらしい。

すると、うちの息子のテストは、全部〇がついている。

時々は、大きな〇がひとつ書かれている時だってあるそうだ。

 

丸付け=答え合わせと思うなかれ。

わが息子の場合は、文字通りの丸付け。

ただただ、赤ペンで〇を書く。

答えがあってるかどうかなんて、見ちゃいない。

オレが書いたんだから、〇に決まってると言わんばかりの勢いの丸付け。

 

なので、先生は、息子が〇をつけている横で

毎回目を光らせているとのこと。

まことに、あいすみません、、と頭を下げた。

 

こんな感じなので、どうしたものかと

彼が、家で勉強する時は、抜き打ちで、ワタシが丸付けをすることにした。

 

ワタシの丸付けは、もちろん、答えを見て〇をつける。

正統派の丸付けである。

だから、間違っていたら、〇はつけない。

 

丸付けを終えたプリントは

「や・り・な・お・し」と言って

息子に返す。

 

〇が少なく、×の多いプリント。

やり直しがわんさかあるプリントを突っ返され

不機嫌になった息子は、毎回、こう、のたまう。

 

「答えのほうが間違っている!!」

 

間違ってるのは、あんただっつうの。