いのししのひとりごと

ワタシノトリトメナイハナシ

納豆ご飯に負けた夜

ここ最近、どうも、やる気が出ない。

特に、毎日つくるご飯が、自分でいうのもなんだが

もう完全に適当すぎである。

 

よし、今日の夕食は、これにしよう!!

と、勢い込んで材料を買ってきたはずが

夕方が近づき、そろそろご飯を作らなきゃという頃になって

ああ、作るの、面倒。。。そんな日が延々と続いている。

 

自他ともに認める料理下手のワタシから

料理をつくるやる気をなくせば、そりゃあもう、食卓は悲惨の極みだ。

 

さて、こうして、材料も味付けも今一つ、いや、今二つも三つも足りない食事が続いていた昨日のこと。

息子が帰ってくる直前になって、大慌てで作った夕食は

 

マーボーナス(ナスが足りずに豆腐を追加)

コールスローサラダ(前日の残り)

白菜と卵のスープ

 

気も味も色も抜けたおかず写真を、自戒の意味を込め、アップしておこう。

 



部活が終わり、おなかペコペコで帰ってきた息子。

がっつり食べたいであろう中学男子に

まるで修行僧のような食事を用意するやる気のない母。

悪いなあと思いながら、おずおずと、おかずを差し出した。

 

息子は、何も言わず、食べてくれた。

おいしいとも、おいしくないとも言わず、黙々と。。

そして、あっという間に、おかずを平らげた。

すると、息子は、すっくと立ちあがり

自ら、茶碗に白いご飯を山盛りについだ後

おもむろに冷蔵庫から納豆を取り出した。

 

茶碗からあふれんばかりの納豆ご飯を

その日一番のいい顔でほおばる息子。

なっ、納豆に、負けた。。

さすがに、反省いたしました。

 

今日の夕食は

ずっと延び延びになってたメンチカツにしようと

朝から固く心に誓ったのであった。

(現在ひき肉解凍中)

 

 

 

プリンのイス

息子のクローゼットを整理してたら、プリンが出てきた。

いやいや、給食のプリンを隠してたわけではありません(当たり前)

サンリオのキャラクター、ポムポムプリン。

 

このプリン、古着屋さんで売られていた。

数年前、息子が、まだまだかわいい小学校の低学年の頃

たまたま行ったその古着屋さんで

このプリンを見つけた息子は、狂喜乱舞。。

買って、買ってとねだった。

 

たぶん、ゲーセンの景品の売れ残りかと思われるプリン。

この大きさ、この可愛さで、数百円だった。

ワタシは、どう考えても、お買い得だと思ったが

夫は、こんなのいらない、いらないと断固反対。

 

けど、結局、夫は根負けして、買ってあげたのだが。。

 

息子に、あれほど歓迎されて、我が家に迎え入れたというのに

数年後、気づけば、プリンはひとりクローゼットの中で静かに眠っていた。

 

なんだか、プリンがあまりにも不憫になって、ワタシは、リビングの椅子にドカンと

プリンを座らせてみた。

 

プリンの座った椅子からは、キッチンに立つワタシの背中が見える。ワタシが後ろを振り向くと、プリンが優しい目でワタシを見ていて、目が合った。穏やかなプリンの表情を見て、確信した。

 

うん、プリンは、ここに座ってもらうしかない。

 

その日、仕事から帰ってきた夫は

「なんで、ここにプリンがいるんだよお。。」と不満顔。

 

そうだった、夫は、この椅子を、ちょっと座ったり

ちょっとモノを置いたりする場所として重宝がっていた。

それをプリンに取られて、ややご立腹の様子。

 

プリンをどかそうとまではしないが

ときどき、プリンに嫌がらせをしているように思える。

 

こんな感じ👇

 

おお、かわいそうなプリン、、

主にこんな嫌がらせをされても、表情一つ変えないプリンを見ると

なおさらのこと、このイスは夫ではなく、プリンに座ってもらいたいと

強く思うのであった。

 

 

 

究極のニアミス発生!?

我が家の夕食のメニューが息子の学校の給食メニューと

結構かぶってしまうという話をちょっと前のブログに書きました。

 

これ☟

 

kareiko.hateblo.jp

 

で、今日は、昨日の夕食メニューの話。

給食メニューと丸かぶりではなかったんだけれど

もう、親戚か!?

はたまた兄弟か!?

っていうくらいの、メニューのニアミス案件で

我ながら、すっ、すごすぎる!!といたく感動してしまったので

忘れないうちにここに記しておきたい。

 

と、大げさに書いたが

何のことはない、取るに足りない話です ( ̄∇ ̄;)

 

では、手短に。

 

昨日のワタシは、なんだかサバが食べたい気分だったので

買い置きしてた冷凍のサバを焼きました。

実家の母からもらったジャガイモがあったので

肉じゃがを作りました。

 

(昨日の我が家の夕食)

①サバの塩焼き

②肉じゃが

 

作り終えたところで、給食のメニューを確認し忘れていたことに気づきました。

祈るような気持ちで、おそるおそるメニューを確認。

 

(昨日の息子の給食メニュー)

イワシのみぞれ煮

②さつま汁

 

サバとイワシ

ジャガイモとサツマイモ

 

なっ、なんだ、この食材と調理法の絶妙な距離感。。。

 

夕方、食卓に着いた息子は、メニューのことなど全く口にせず

モクモクと食べてたけど

はたして、昼と夜のおかずの微妙な差に気づいただろうか!?

 

 

 

 

西郷さんを買い占める

中学生の長男が、修学旅行に行ってきた。

行先は、鹿児島。

ワタシは、鹿児島に行ったことがないので、うらやましくてたまらない。

 

修学旅行から帰ってきた息子は、開口一番「鹿児島、楽しかった~~」「鹿児島の人、いい人ばっかりだった~~」。

 

桜島雄大さに見惚れ、知覧の特攻平和会館で涙し、天文館むじゃきで氷白熊を食べ、充実した修学旅行だった様子。

 

さて、息子が修学旅行に行く前に、ワタシは抜かりなく、お土産をリクエストしていた。甘党のワタシと夫には、鹿児島銘菓の「かるかん」。それから、「お姉ちゃんとおばあちゃんたちにも、なにか記念になるような、キーホルダーみたいなものをそれぞれ買ってきて」とお願いしてた。

 

息子は、リクエストに応え、律儀にお土産を背負って帰ってきてくれた。ほら買ってきたよと、蒸気屋のかるかんを差し出す息子の顔の、なんと誇らしげなことよ!!

 

で、次なるリクエストのお土産をバッグの中からごそごそと取り出しはじめた。ワタシは、てっきり、キーホルダーやお守りみたいなものを買ってきているものだとばかり思っていたのに、なんだか、やけに時間がかかる。彼が大事そうに取り出したのは、なんと、火山灰で作った西郷隆盛の置物。それも4体。

 

 

その西郷さんの置物は、修学旅行に行く前に彼自身が自分のためのお土産としてリサーチしていたもの。最初に入ったお土産屋さんで、この西郷さんの置物を見つけた彼。きっと、その瞬間、息子は、娘やおばあちゃんたちの分のお土産をそれぞれに選ぶのが面倒臭くなったのだろう。そのお土産屋さんにあった西郷さん4体を全部買い占めた。

いろんな意味で、なんとも、息子らしいチョイス(笑)

 

でも、この西郷さん、写真のとおり、とても、愛らしい。

娘やおばあちゃんたちも、きっと喜んでくれるだろう。。

 

 

 

22年目の真実

先日、夫が書類に娘の名前を書いているので、何気に手元を覗き込んだ。

あれ、なんか、違和感がある。

 

「ちょっと、待った!!」

 

ワタシは、大げさに夫の書く手を止めさせた。

 

「ねえねえ、娘の名前、もう一回、ここに書いてみて。」

と、メモ紙を渡した。

 

あーー、やっぱり。。

夫が書いた娘の名前の一文字の筆順が、、違うではないか!!

 

ワタシは、ワタシの書く娘の名前の漢字の筆順を正しいと疑わず、この22年間、ひたすらに書いてきたわけである。まさか、ここにきて、夫の書く筆順と自分の筆順が違うことが判明するとは、、衝撃の事実であった。

 

も、もしかして、ワタシの筆順が間違ってたのか!?

 

漢字が書ければ、筆順なんて、気にすることないんじゃな~い?という

鷹揚な人もいるかもしれないが、ワタシは、こういうところにいたっては、なぜか異常に気になるタイプである。

ましてや、そんじょそこらの漢字ではない。

わが子の名前に用いた漢字なのである。

これは、どちらが正しいか、白黒つけねばなるまい(おおげさな。。)

 

て、ことで、ネットで調べてみると

ワタシの方に軍配が上がりました。

ほーら、ワタシのほうが正解だった!!と夫相手に勝利宣言。

 

そして、22年目にして、夫が間違った筆順で娘の名前を書き、出生届を出したという真実が明らかになったのであった(笑)

 

ちなみに、中学生の息子に、娘の名前を書かせてみたら

あらら、これまた、ワタシとも夫とも違う、ユニークな筆順。

 

娘の名前のその一文字は、決して、難しい漢字ではないのだが、縦線と横線ばかりで出来上がった漢字なので、案外筆順に迷うところなのかもしれない。

 

で、ふと、思った。。

 

も、もしや、

ま、まさか、

と、当の本人は・・・

 

今、ワタシは、娘が自分の名前をどんな筆順で書くのか、興味津々である。

年末に帰ってきたら、書かせてみようっと。。

 

ホウレンソウは、ほどほどに

職業病というものがある。

仕事でやってることを、ついついプライベートでもやってしまうみたいなアレ。

 

うちの夫は、サラリーマン。。

サラリーマンといえば、やっぱり、ホウレンソウ、、

職場での、報告、連絡、相談は、サラリーマンにとっての基本。

夫は、この基本をきっちりマスター。30年にわたってこれを着実に運用して働いてきている(おおげさ)

で、夫は、このホウレンソウ病ではないかと思うことがある。夫の思考回路が、ほぼホウレンソウによって回っているのではないかとワタシは疑っている。

 

なぜなら、ここ数年、夫の発言が、やけにホウレンソウ気味になっているのだ。

そりゃあ、もちろん、家族間、夫婦間でも、報告、連絡、相談は、大事。

だけど、夫の場合、それって、いる??って感じのホウレンソウが、年々増えているのである。

 

例えば、夫からの季節の変わり目ホウレンソウ。

相談「下着は、冬用にしたほうがいいかな?」

連絡「来週から、冬用の下着にするよ」

報告「今日から、冬用の下着を着たよ」

 

例えば、夫からの外出する日の服装ホウレンソウ。

相談「靴は、赤がいい?それとも、黒がいい?」

連絡「今日は、赤いスニーカーにするよ」

報告「やっぱり、赤じゃなくて、黒にしたよ」

(㊟帽子や、上着など各種あり)

 

という感じ。

 

夫よ、はっきり言おう。。

そのホウレンソウ、ワタシには、必要ございません。

 

 

 

 

夢見るひとり暮らし

現在、大学4年生の娘。

今は、大学の寮で暮らしている。

 

数か月前、無事就職活動が終わり

来年4月からは、本格的なひとり暮らしの予定となった。

 

娘は、就職が決まってから、ひとり暮らしのアパートを探し始めた。

ネットでいろいろと物件を探している様子。

ワタシも、ときどきネットで検索しながら、いいところがないかなあと

探しているところ。

 

そうこうしているうちに、もう11月。

いや、11月も終わりに向かっているし、そろそろ物件探しに本腰を入れなきゃと、昨日、久しぶりに娘にラインをした。

 

「いい物件ありそう?」

「今、目星つけてるところある?」

 

と、尋ねたところ

娘から、目星をつけてる物件が送られてきた。

 

うそでしょっ!?と目を疑いましたよ(泣)

 

1DK 駅近 築浅

ネットの写真を見ると、設備がきれいで、とても充実している。

しかし、どう見たって、大学を卒業して就職したばかりの薄給の女子が

ひとり暮らしを始める部屋ではない。

新婚夫婦とか、子どもが一人いる若い夫婦が住むのが前提の作りに見えるし

おまけに、家賃85,000円+管理費+その他もろもろ。

ひと月9万円を超える住居費となる。

 

娘が住む予定の場所は、決して都会ではないのです。

どちらかと言えば、家賃相場の安い地方都市なのです。

4月からの彼女の初任給だって、ふつうなのです。

このアパートに住めば、手取り収入のほぼ半分が、住居費となってしまうのです。

 

その物件の写真を見ながら、思わず、ひとりでぶつぶつつぶやいてました。

 

そりゃあね、大学のあの狭い寮で4年間過ごしたんだもの。。

母は、とっても助かりましたよ。。

ずっと、一人暮らしに憧れてた気持ちも分かるし

いいところに住みたい気持ちもわかる。。

でも、でもさあ、、

無理ってもんがあんじゃない!?

 

アパート探しに本腰を入れなきゃって思ってるこの時期に

こんな贅沢物件に目をつけてたとは、、母は、びっくりしましたよ。

 

で、最後に、母はこうつぶやきましたよ。。

「娘よ、夢見すぎだ。。」

 

てことで、早速娘に、ラインを入れた。

手取り収入の3分の1程度の家賃物件を探すこと!!

 

そして、慌てて、ひとり暮らしの本を2冊、彼女宛に注文したのであった。