いのししのひとりごと

ワタシノトリトメナイハナシ

氷山の一角

ある出来事が起こったとき
その後、似たような出来事がまた起こる。
これは、希有なことではないのだよと
偶然ではないのだよと
氷山の一角なのだよと
言わんばかりに。

音楽と科学。
分野も手法も違えども
その根底に漂う気配には、共通するものがある。

本当に誰も知らなかったの?
本当に誰もわからなかったの?
本当にみんな信じていたの?

暴走は起きなかったはず。
暴走は止められたはず。
その空間に存在した良心は
だれにも受け止められなかった。

見て見ぬ振りという時代の病。
拝金、成果のイデオロギー
暴走を繰り返す。

誰が加害者で
誰が被害者なのか。
焦点を当てた責任論は
むなしく響くばかりだ。